子どもが言うことを聞かない!っていうとき『指示の積み重ね』がよいこともある?!
子どもが言うことを聞かないことに、お怒りのお母さんもいることでしょう。というか我が家ですw
何度も言っているのに、聞こえてないのか完全スルー状態・・。思わずヒートアップしちゃいます。そんなときに「はやく起きなさい。」「宿題しなさい。」ではない効果的な言い方があるみたいです。
『指示の積み重ね』で無意識に従う
有名な心理学者ミルトン エリクソン博士によると、積み重ねて命令や指示を出すと、どれに従いどれに反抗するか考えるのが面倒になり、無意識的にすべてに従うようになるそうです。
たとえば「宿題しなさい。」だけだと、YESまたは、NOの二つの選択肢があります。しかし「手を洗ってから、宿題をして。」と言うと、選択肢は4つに広がります。ついでに「ランドセルをしまって」を加えると、さらに選ぶことができます。
選択肢が増えると、脳の中で、するorしないを選ぶのが面倒になり、結果、すべてに従うという楽なほうをチョイスしやすくなるのです。なるほど・・。子どもが言うことを聞かないことが多い場合は、積み重ねて指示してみるものよいかもしれません。
指示の積み重ね・・家でも実践されていた?!
これって主人にたまにやられているかも・・と思いました。仕事中の主人から電話で雑用を頼まれるのですが、たいてい丁寧に、2,3個の指示があります。
聞いていると、「あ、はーい」って自然に体が動くことが多いのです。面倒だから、とっとと終わらせちゃおう・・みたいな。恐るべし・・
言うことを聞かない子どもにも、もちろん効果があるような気がしますが、ある一定の年齢にならないと、難しいかなとも思います。一度に3つも指示を出したら、きっと覚えられないでしょうw
具体的な指示出し
また、単純に「宿題して」だけでなく、
「20分になったら、椅子に座って、国語の宿題をやってお父さんに見てもらいなさい。」
といったような具体的な声掛けもベターです。
具体的に言われると、イメージがつきやすく動きやすくなるそうです。また「数字」を使うのもおすすめです。
終わりに
子どもが言うことを聞かない!と言うときは、指示の積み重ねや具体的な言い方をすると、動いてくれるかもしれません。ある程度大きくなった子供に効果的なのかなと。また、自分で考え言われなくても行動してほしい気もします。言いすぎもよくないし、難しいものです。
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