親と子の『世代間境界』について~小学校での心理学講座で学んだこと
今日は小学校のPTAによって開かれた、親と子どもの心理講座に行ってきました。そこで言われていた『世代間境界』という言葉に興味を持ちました。
3歳の坊や連れでしたので、残念ながら途中退席になってしまいましたが、そこの部分だけはチェックできました。
親と子の『世代間境界』について
親は親の世界がある
子は子の世界がある
その世代の切れ目=ボーダーラインのことを世代間境界というそうです。
このボーダーラインが、しっかりしていると、親は親同士で問題を解決し、子は子どもの世界でうまくいくそうです。
ただ、世代間境界があいまいになると、子どもがストレスにさらされるのです。
例えば
子どもの前で、親同士(夫婦)がけんかをする
お母さんが子どもにお父さんの悪口を言う
友達親子みたいに何でも相談する(主に母親が子どもに)
境界線を越えることで、子どもが大人の世界を知り、変に大人びたり、大人の顔色をうかがうようになるそうです。
また、「行き過ぎた母と子の依存関係」は、子どもが思春期以降、さまざまな問題を起こしやすくなるとも言われていました。
さまざまな問題行動は、思春期に限らず、成人した後や自身が結婚した後に出る場合もあります。
親は神的な存在
世代間境界について知った後、子どもにとって親(主に母親)は、神様のような存在なんだということを思い出しました。
子どもは、親の言っていることを盲目的に正しいと信じるし、親の望む言動をしてしまいます。自分自身の子ども時代を振り返ると、理解できるところがあります。
終わりに
世代間境界について、今まであらためて意識したことはありませんでした。親の問題は親同士で解決することって当たり前に思うけど、なかなかできない場合もあるのかなぁ。
自分ではしてないと思うけど、将来気をつけたいです。友達親子も楽しそうだけど、過剰な依存は考えものなんだと思います。
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