『なぜ、追いつめられたネズミはネコに噛みつくのか?』を読んで
『なぜ、追いつめられたネズミはネコに噛みつくのか?』という本を読みました。潜在意識に興味があって、amazonを探検しているうちにクリックした本です。
メンタルセラピスト溝口耕児さんによって書かれた本ですが、成功するために人間本来の力を引き出す方法が載っています。
超意識
子供時代(3~14歳)に、育った環境の中で恐怖や不安を感じることで、潜在意識のなかに行動へのブレーキ癖がつきます。
超意識はそのようなブレーキ癖を超越した「人間が生まれながらに持っている生命保持のための力」。精神面や肉体面でパワーを発揮します。
火事場のバカ力やスポーツの試合中の極限状態での華麗なプレイが超意識の例としてあげられていました。超意識を引き出せば、成功したりなりたい自分になれます。
ビジョンクエスト
見渡す限り荒涼とした何もない大地で朝日が昇るときから、夕日が沈むときまで、自分のやりたいことを黙々と考えるというワークショップです。
ビジョンクエストを実践する中で本当にやりたいことが見えてきます。最初は、あの車が欲しい、豪邸に住みたいなどの欲望が起こります。
ただ最後の最後には、ほとんどの人が、「人の役に立つ」という欲望に到達するという点がとても印象的でした。
感想
超意識とか聞くと、スピリチュアルっぽいイメージになる人もいるかもしれませんが、ビジネスにおいての成功本のような感じです。そしてとても論理的です。タイトルを変更すればもっとよかったような気がします。もちろんビジネス以外においても、参考になる部分は大きかったです。
こうなりたい!ああなりたい!という思いはあれど、自分にブレーキをかけてしまっている・・そんな過去の潜在意識~子供時代に刷り込まれたプログラミングを書きかえて、超意識を引き出す方法が実践的に書かれています。
うまくできるかわかりませんが、超意識の存在や刷り込まれた潜在意識の存在に気づくだけでも、一歩前進した気になれます。