幸せになるにはどうしたらいい?~脳科学からみた考え方

 

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幸せになるにはどうしたらいいのか?真剣に悩むときがありました。そのとき、脳科学の知見をもとに考えれらた本を読んで、とても参考になりました。幸せになるにはどうしたらいいのか?ひとつの考え方として覚えておきたいです。

 幸せになるにはどうしたらいい?~脳科学からみた考え方

誰しも幸せになりたいと思うものでしょう。そもそも人が幸せを感じるということは、脳科学でみると

脳の中で幸福感や快感をもたらす脳内快感物質(ドーパミンやべータ・エンドルフィンなど)が分泌されるとき

となります。ではどのようなときに脳内快感物質が分泌されるのでしょうか。本『脳科学からみた「祈り」』によると

 

脳は利他行動によって快感を覚える

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 利他行動とは・・自分に時間的コストや労力を負いながらも他者に利益を与える行動のこと。

 

簡単にいうと利他行動=『誰かのために役立つことをすること』だと思います。家族間だけでなく、会社や学生、育児中でもどこでも発生しうる行動ではないでしょうか。

 

人間には本能的に、家族、同僚同士、友人などの「他者を利する行動」を志向するように作られているのです。誰かにとって善いおこないをしたときに、脳は大きな快感を覚えるのだそうです。

 

以前読んだ『なぜ、追いつめられたネズミはネコに噛みつくのか?』を読んで - にも、同様のことが述べられていたのを思い出します。

 

荒涼とした大地で、いわば修行のようなことをおこない、自分のやりたいことは何かを1日中真剣に考えるとき、ほとんどの人が最終的に行き着く境地は「人の役に立つ」という欲求。

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人間は本当のところでは、誰かの役に立ちたい、誰かを助けたいという気持ちがあるのは当然のことなのだと思います。

 

幸せになるにはどうしたらいい?と思ったら、他者を思いやることが近道なのかもしれません。もちろん自分が苦痛を感じるようなことまでする必要はないと思います。

 

誰かにほめられなくてもOK

さらに最近の研究によると、他者への善いおこないをしたとき、誰かにほめられなくてもよいそうです。

 

自分で自分の行動を「素晴らしい」と評価すれば、幸せな気分になれるのです。

 

他者への善い行動に対して、見返りを求める必要はないのです。

 

終わりに

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幸せになるにはどうしたらいい?そんな思いがあふれたときのひとつの考え方として、利他行動を考えてみるとよいと思うようになりました。本来人間に自然に備わっている行動。

 

中野信子さん著『脳科学からみた「祈り」』によると、利他行動以外にも知的幸福感や達成感、瞑想や祈りによっても、脳は喜びを得ると述べられていて、とても興味深いです。また、わかりやすい文章で書かれているので読みやすかったです。

 

2年くらい前に本を購入したのですが、著者の中野信子さんは、あの「ほんまでっか」に出演されている脳科学の中野さんだったのです。購入した当時はまったく気づかきませんでした。美しい写真が載っていたのに気づかなかったです^^

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