なぜ赤ちゃんは、抱っこして歩くと泣きやむのか→哺乳類の『輸送反応』による(すくすく子育てより)

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昨夜ぼんやり見ていたNHKのテレビ「すくすく子育て」で面白いことを言っていたので、さっそくチェックしました。テーマは「赤ちゃん どうして泣くの?」でした。内容自体もとても面白かったです。

 

なかでも、赤ちゃんは抱っこして歩くと泣きやむ理由が脳科学の知見で明確にされていて、とても興味深かったです。

 

なぜ赤ちゃんは、抱っこして歩くと泣きやむのか

番組内で、理化学研究所の黒田 公美さんが、パパにもできる「泣き止ませ方法」として以下のことを伝えていました。

赤ちゃんを抱っこしながら、長時間歩くと効果的です。歩くときは、実際に“移動する(輸送する)”気持ちで歩くことが大切です。
哺乳類の赤ちゃんは、親に口でくわえられて運ばれているときは、泣き止む習性があります。移動しているときに泣いたり暴れたりすると、親は運びにくくなり、結果的に敵に見つかりやすくなるからです。これは「輸送反応」といって、自然界で身を守るため、哺乳類に備わっている本能なのです。
人間の赤ちゃんも、抱っこして歩くと心拍数が下がって落ち着き、泣き止みます。

すくすく子育て|NHK Eテレより

 

なるほど~!たしかに動物の赤ちゃんがお母さんに口でくわえられているときに、大人しそうに見えます。生き延びるための反応なのです。人間の赤ちゃんにも本能的にリラックッスする機能が備わっているんだと納得したわけです。

 

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思い起こせば、わが子も赤ちゃんのときはベビーカーに入れて歩くと、大人しくなることが多かったですし、車で移動しているときもそうです。

 

わざと寝そうな時間に合わせて、ベビーカーでぐるぐる家の周りを回っていたころがありましたwちなみに、赤ちゃんの長時間輸送は、パパにおすすめだそうです。

 

抱っこして長時間歩くというのは、力がいるため、ママよりも力があるパパにオススメですよ。すくすく子育て|NHK Eテレより

 

お母さんが落ち着くことが大事

また、たとえばお母さんがご飯の支度をしなきゃと焦ると、赤ちゃんは敏感に感じ、危険が迫っているのでは?と思い不安を感じる・・というようなことも、黒田さんは言っていました。

 

哺乳類的な感覚で危険なの?安全ではないのかな?と思い泣いてしまうのかもしれません。「大丈夫よ~。おおかみ(?!)は来ないから安心して。」という気持ちで接することが大切なのでしょうか^^

 

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さらに、赤ちゃんが泣くことで、ママが焦ったり不安になると余計赤ちゃんが不安に思い泣く・・結果、悪循環になる。

 

だから泣いても、落ち着いていると良いですね、というようなことも番組内で言っていました。一人目は二人目以降に比べ、手がかかったのはそういうことかと改めて感じました。

 

終わりに

NHKすくすく子育て(2015年2月7日放送)「赤ちゃん どうして泣くの?」では、ほかにも赤ちゃんが泣いている理由や、泣かせっぱなしでも大丈夫か?についての専門家の方のお話があり参考になりました。テレビに映っていた赤ちゃん、可愛かったです^^

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