本『うまくいっている人の考え方 完全版』前半感想
先日実家から拝借してきたのが、本『うまくいっている人の考え方 完全版』。ジェリー・ミンチントンさんというアメリカの著述家が書かれている本です。
青い表紙がさわやかで、100章の自尊心を高める方法がさらりと載っていてとても読みやすかったです。以下印象に残った章をメモしておきます。
2章、自分の長所にだけ意識を向ける
自分の長所と自分の人生で恵まれている部分にいつも意識を向けよう。そうすれば、長所はさらに磨きがかかり、恵まれている部分はよりいっそう大きくなる。
本当にそのとおりだと思います。実は最初にこの部分を読んだとき違和感を感じました。なぜかと考えたら、子供の頃に長所に意識を向けなさいとは、あまり言われなかった気がするからです。
どちらかというと、短所や苦手なことを努力してがんばれ~というスタンスだったと思います。『長所にだけ意識を向ける』とはっきり書かれているので、ドキッとしたと言う感じです。我が家の子供たちにも長所を大切にするように伝えていきたいです。
9章、自分をけなさない
自分のことを話すときは、常にプラスの言葉を使おう。人間は完璧ではない。だったら、それを問題視して何の役に立つのだろうか。「自分はなんてバカなんだ」「頭が悪い」「太っている」「スタイルが悪い」「頭がよくない」といった言葉も捨て去ろう。
自分にプラスの言葉をかければ自尊心が高まる。
たとえ自分にネガティブな気持ちが湧いたとしても、なるべく口に出さないようにしたいと思いました。また文章でもそうだなと。
15章、毎日三十分、自分のための時間を持つ
自分が心から楽しめることをするための質の高い時間を、少なくとも三十分は確保する。
自分は、質の高い時間を毎日確保するに値する人間だ
以前書いたこちらの記事>>毎日を前向きに生きるちょっとしたコツ - に通じるものがあるような気がしました。ささやかだけれども、自分が心から楽しめる時間を少しでも確保しましょう♪
20章、他人に期待しない
33章、他人を変えようとしない
47章、他人を批判しない
他人に関する内容がいくつか出てきて、他人に関しての考え方があらためて確立したような気がします。自分と他人は別物であると思えば、変に期待したり批判したりすることもなくなります。
26章、まちがったことをしても自分を責めない
「あなた」と「あなたのすること」は別だ。たとえ「悪い」ことをしてしまっても、あなたは悪い人間なんかではない。
たとえあなたのとった行動が間違っていたとしても、あなたという価値はゆるがないということです。本のなかでは、たびたび、すべての人は価値のある人間だという風に述べられています。そのとおり!!
終わりに
『うまくいっている人の考え方 完全版』・・長くなりすぎて、第1部 (1~50章)のみの感想しかピックアップできませんでした。第2部の感想はこちら!>>『うまくいっている人の考え方 完全版』後半の感想 - ぼっち充のススメ
似たような内容が何回か登場することでたたみかけてくる感じがして、より深く心に入ってくる気がしました。
たまに、目からうろこ的な意外な内容も書かれていて新鮮な気持ちになりました。自分の子供時代に教えてほしかったな~みたいなw。我が子たちに伝えていきたいです。