苦手な人との付き合い方【2つの考え方】
苦手な人との付き合い方に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。職場やママ友のなかに、どうしてもちょっと苦手だな~という人がいるというケースもあるでしょう。苦手な人との上手い付き合い方ってあるのでしょうか。
苦手な人との付き合い方【2つの考え方】
《考え方1》
最近読んだ本によると、
苦手な人や嫌だな~と思う人=「自分の知らないことを一番よく知っている人」
になるのです。自分の価値観や考え方と真逆を生きている人ともいえます。
たとえば自分は楽しいことや新しいことが大好きで、過去にとらわれたくない!という価値観の持ち主だとします。その人にとって、
苦手な人や嫌だな~思う人=「過去の失敗を気にする人」
真逆な考え方を良しとしている人です。
そんな人は一見ネガティブかもしれないけど、慎重に動くことで得をすることもあります。過去の経験を活かしてプラスに作用することだってあるのです。
苦手だなと思う人のなかに、自分とは違う考え方や価値観があることを知れば、見方や対応が変わるかもしれません。どちらの価値観が正しい、悪いというわけではありません。いろいろな考え方に気づくこと、認めることが成長につながるのです。
この例えの場合、自分の価値観にしたがって生きることは素晴らしいけれど、たまには過去を振り返れば?慎重さも大事だよ・・苦手な人が現れたことによって、そのことに気づいてよってことなのかもしれません。
《考え方2》
また、
苦手な人や嫌いな人=意識の奥で、実は自分がそうなりたい人
の場合もあります。本当は好きなのに、幼少時代に親に「あぁなっちゃダメよ。」と言われて、封印している理想の姿かもしれません。
あるいは子供のときにトラウマ的な出来事が起こり、こうなっちゃダメと自分に足かせをはめた本来の自分の姿ということもあります。
たしかに・・と思い当たることがあります。私は、のんびりやで片づけが苦手な長男や、夫側の父(いつもソファに座って何もしない)に時として、とても嫌だなと感じることがあります。
でも冷静に考えるとそれって、本質的な部分で私の理想の姿だったのです。昔からぐうたら娘で、あまり動かないでダラダラ過ごすのが好き!細かい作業が苦手、のんびりするのが大好きなのですw
でも心のどこかに、のんびり=だらしないとかダメなこと、という意識があるから(子供時代に親か言われたからかな?!たしかにダラダラしすぎはよくないか笑)動かない人を見ると激しく嫌だな~と思ってしまうのです。実際はむしろ大好きな姿だったのですw
以上の2つの考え方を知れば、苦手な人との付き合い方が楽になるかもしれません。実際の対処法があるわけではありませんが、苦手な人への見方が変われば、嫌だな~と感じることも少なくなるのではないでしょうか。
この考え方は、さとうみつろうさんの本「神さまとのおしゃべり 」を読んで知りました。スピリチュアルな分野になるのかもしれませんが、どちらかというと、哲学的な要素が強い気がします。
なにより本の表紙の雰囲気を見てわかるように、そうとうふざけて、ボケとつっこみ、お笑い満載で書かれているので、読みやすいと思います。内容自体は深くて論理的、一回だけの読み込みでは、すべて理解できない部分もあります。
終わりに
苦手な人との上手い付き合い方を考えるときには、なぜ苦手なのかと、冷静に掘り下げてみることが大切だと思います。
職場や学校、仕事場でなんだか苦手な人がいるという場合は、上記の二つの考え方を参考にすれば、自分自身への何かの気づきがあるかもしれません^^