過干渉な親のチェック&特徴~過保護な親との違いは?

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過干渉な親・・自分の親、または自分自身が気づかないうちに過干渉な親=毒親になっていたりして・・。過干渉な親の特徴とチェック方法、過保護との違いについて、メディアで紹介されていたのでチェックしました。

過保護と過干渉の違い

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NHKオトナヘのトビラTV(2014年12月18日放送)で、毒ママ特集をおこなっていました。番組の中で女子高生サポートセンターColabo代表仁藤夢乃さんは、以下のように伝えていました。

 

過保護=子どもの望んでいることを親がやり過ぎること

過干渉=子どもの望んでいないことを親がやり過ぎること

 

過干渉と過保護の違いがなんとなくわかった気がします。ただ子どもが幼い頃は、

『親が望んでいること』=自分も望んでいることであると思い込むこともあるのでは?

と思いました。子供側が、じっくり自分の心に問いかけてみる必要があると感じています。

 

 過干渉の呪縛から逃れるターニングポイント

子供が成長するにしたがい、子どもの心に「なんか違う」と、過干渉な親への嫌悪感や違和感が生まれてきます。ただ、同時に子どもは

親の過干渉=《愛情》

と考え、親に対して申し訳ないという罪悪感が生まれると言っていました

 

子どもは、親への嫌悪感と、罪悪感という二つの気持ちを感じ苦しくなります。しかし嫌悪感と罪悪感が、過干渉の呪縛から逃れるターニングポイントになると仁藤さんは言っていました。

 

番組の中で、ドラマの中の少女は自分の気持ちを一生懸命毒ママに伝え、その後ママとの新しい関係が踏み出せそうな結末(番組HPにて)になっていました。

 

過干渉な親(毒ママ)の特徴&チェック方法

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《ママの言動をチェック!》

原宿カウンセラーセンター所長で臨床心理士の信田さよ子先生に「過干渉な親の行動」と「過干渉を受けている子どもの気持ち」を教えてもらいました。ひとつでも当てはまればアナタのママも過干渉かも!?

 

(1)携帯電話をチェック
(2)友達づきあいに口出し
(3)子どもの着る服は全て選ぶ
(4)1日の行動を把握したがる
(5)進路を決めようとする
(6)郵便物や机の中を見る
(7)勉強している時間を測る
(8)子どもの帰る時間に電話をかける
(9)「アナタのため」が口癖
(10)「嫌なら嫌ってはっきり言えば」とよく言う

《自分の気持ちもチェック!》

(1)意見を言っても聞き入れてもらえないと感じる
(2)親の価値観を押し付けてくると感じる
(3)親に対し弁明する言葉をよく考えている
(4)どこにいても親の意見が気になる
(5)親が不機嫌なとき自分のせいだと感じる

NHK オトナへのトビラTV - うちの親、毒ママ!? より引用

 

このチェックをじっくりおこなってみると、過保護なのか過干渉なのかわかるのではないでしょうか。親のおこないは、子供が望んでいることを後押しした行動なのか、子供の希望を全く無視した行動なのか・・。

 

終わりに

毒親のほとんどは、自分では過干渉な親ではないと思っていると思います。今までぼんやりとしかわからなかった過干渉な親や毒親の特徴について、今回少しだけ理解できたような気がしました。

 

ほかにもいろいろなケースがあるのかとも思います。自分は過干渉な親だろうか?違うよなぁ。たぶん。自分の親はどうだっただろうか?など、いろいろ考えさせられました。

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