『すぐに手が出る子ども』について~3つのパターンと対処法
お友達に、すぐに手が出る子どもに悩んでいるというママさんもいるのではないでしょうか。すぐ手が出る子どもには、大きく分けて3つのパターンがあるそうです。いただいたフリーペーパーに書いてあったので、さっそくまとめました。
『すぐに手が出る子ども』~3つのパターンと対処法
パターン1
言葉の発達が未熟で「貸して」や、「やめて」という言葉がでてこなくて、手が出たり叩いてしまうケース
【対処法】
お友達が使っているおもちゃを貸してほしいときは「貸して」
嫌なことをされたときは「やめて」
など、状況に応じてどのように表現すればよいのか教えることが大切。自分の欲求を言葉で伝えられるようになると、お友達を叩く・・という行為はなくなります。
パターン2
衝動性が強く、思い通りにならないと手が出てしまう子どものケース。衝動性が強いADHD(注意欠陥多動性障害)の場合は、頭で考える前に手が出てしまう傾向がある。
【対処法】
して良いことと悪いことがわかるように、その場のルールを教えておく必要があります。
ADHDの子どもの場合→ルールが絵で示されていると理解できるので、絵で示して見えるところに貼っておくと効果がある。
パターン3
身近な家族が力で解決していて、すぐに手が出る場面をひんぱんに見ている子どもの場合。
【対処法】
家庭での物事の解決方法を見直す必要があります。子どもは親、兄弟の真似をして何かトラブルが起きたら、叩くのが当然のコミュニケーションになっているからです。
大事なポイント
大事なポイント→守れたときは大いにほめてあげること
「今日はお友達をたたいたりしなかったね。よく我慢できたね。」ほめられると、子どもはがんばるようになり次第に改善されていきます。
参照 臨床心理士 徳田克己先生のお話 クル―ル2月号より
終わりに
すぐに手が出る子ども・・パターン1とパターン3が一番多いような気がします。両方が含まれているというケースもあると思います。
叱ってばかりでなく、できたときに大いにほめる・・意識していきたいです。当然ママだけでなく、ほかの家族(お父さんや兄弟)の協力も必要不可欠だと感じています。
>>オノマトペを育児にも活用しよう♪「怒るよ」→「ぷんぷん」 -