本『男の子がやる気になる子育て』読んでの感想
先日買った川合正さんの本『男の子がやる気になる子育て』を読みきりました。そこで、参考になったところと感想をまとめました。
原因と結果をセットにして褒める
たとえばテストでいい成績をとったとき、「この一ヶ月間、夜遅くまで努力したから、こんないい点数がとれたのね」 という具合。
単に、「いい点数がとれたわね」とほめた場合、嬉しいという感情は残るでしょうが、それだけで終わってしまうかもしれません。(73p)
心理学でいうところの帰属理論。すべての結果はなんらかの原因に帰属するという発想で、原因をそえてほめると効果的だそうです。
ほめる時に、原因をそえることはしていませんでした。「すごいね。」だけでなく、理由もつけようと思いました。
「あなたを見守っているサイン」とは・・
子どもの成長のために、もっとも簡単で効果が期待できる習慣をひとつあげろと言われれば、それな間違いなく「挨拶」です。
挨拶とは、
《私はあなたの行動をしっかり見守っていますよ》
というメッセージなのです。(200p)
いつかくる思春期に向けて、挨拶を意識してみたいと思いました。思春期に息子への手作り弁当に力を入れ、コミュニケーションを計ったというNHKの教育番組の話を思い出しました。
『男の子がやる気になる子育て』読んでの感想
男の子だけでなく、女の子にも通じる内容も多かったような気がします。男の子のことがガッツリ知りたい!という方には、物足りないかもしれません。
また、心理学にもとずいた情報がたくさん載っているのでとても参考になりました。
最後に書かれていたように、子どもの過去の記憶に対する不安や未来への心配よりも、今がんばっている姿を認めたいと思います^^