「一人っ子はわがままだから。」説について
「一人っ子はわがままだから。」説について。先日一人の子供ちゃん(3歳)がいるママ友が、道すがらで出会ったおばあさん世代の人に、「一人っ子はわがままだからね。」と言われて・・と、真剣に受け止めているように見えました。
「一人っ子はわがまま」説について
思い起こせば私も、以前住んでいた家の近所のおばあちゃんに、通りすがりに出会ったおばあちゃん、病院でたまたま出会ったおばあちゃん、以上皆さん、おばあさんと言って失礼のない世代wwの方に「一人っ子はわがままだね。」と言われた経験があります。
思うに、一人っ子は~とか、B型はワガママ(私だよ)とかいう言葉は、昔からの言い伝えのようなものだと思います。思いこみやイメージ、固定観念。なかでも一人っ子はわがまま説は根深い気がします。
私の周りの1人っ子ちゃん
お兄ちゃんの同級生の女の子(一人っ子)は、小さい頃から保育園に入っていて、とても優しくて能動的。困っている人に進んで助けるような子供ちゃんでした。
また、お兄ちゃんの幼稚園時代の男の子のお友達は、負けず嫌いで活発。そして、同級生の友達の子供ちゃん(6才)は、おとなしくて引っ込み思案に見えました。
いずれも一人っ子でしたがワガママ要素なし。というか普通にいろいろな個性の持ち主の性格の子供だなーって思います。兄弟がいても同じこと。もちろん子供が親にワガママ言うのは当たり前。
現役の小学校教師の話
また、以前こちらの記事(現役小学校教師に聞いた『一番効果的だと実感した男の子の扱い方』)でも登場した現役の小学校教師の友人は「うちの子は一人っ子だから内気で・・」と言っていた友達にアッサリ「性格だと思うよ。」と言っていたことを思い出しました。説得力ありますね~^^
大日向 雅美先生のお話
さらにこんな内容を見つけました。
それってホント!?子育ての常識・非常識|育児支援サイトすくすく.COM
にて、「きょうだいの有無は子どもの性格や能力に影響がある?」という問いに対して大日向 雅美先生は以下のように回答していました。
周囲の人は、さまざまなことを言います。中には悪意なく「よかれ」と思って言ってくれることでも、言われる側からしたら、心が傷つく場合もあります。
心が傷つく場合は、その一言(情報)が自分には合わない価値観だと受け止め、心の中で情報を整理すると良いですよ。傷つきながらも、ひとつひとつ強くなっていきましょう。
情報を整理
初めての育児で奮闘中のお母さんの中には、ときとしておばあちゃん世代の助言的発言を、気にしてしまうこともあるのかなと・・。
私も最初の妊娠中、お腹が小さいねと言われて気にしたこともありました。とにかくはじめてのことって、何でも不安に思い、気にしてしまうんですよね。特に妊娠や出産、育児はあまりにも未知すぎて・・。
しかも、おばあさん世代のなかには、年季の入ったすごみのある言い切り発言をしてくる人もいます。なかなかパワーがありますww
※悪気はない
※赤ちゃんや若いママさんが可愛くて何か先輩としてアドバイスがしたい
ということなのでしょうか。話半分で聞き流しつつ、上記の大日向先生の言っているように、合わない価値観ととらえ、情報を整理することが大切なのかな~と思います。
終わりに
最近読んだ本(>>本『うまくいっている人の考え方 完全版』前半感想)にも書いてあったように、一人っ子=わがまま説にかぎらず、周りの情報は何でも鵜呑みにしない姿勢を持つとよいと感じています。気持ちだけはいただきつつも、情報によっては上手にスルーできたらよいなと思います^^